phone スマホの SoC (CPU) の高速化の歴史
スマホの SoC (CPU) って同じメーカーの同じシリーズなら比較しやすそうだけれど、そうじゃないと比較が大変だよなあ。 ARM ベースという大きなくくりでは同じでも、コアの組合せ方とかが多岐に渡りすぎてて、なかなかカオス。
ということでグラフ1がその結果である。 Appleで言えば、2007年6月の初代iPhoneと2024年9月のiPhone 16 Proの性能比が384.9倍と算出されており、17年3カ月で384.9倍なので年率40.5%ほどの伸びとなっている。
一方Googleの方は、2010年1月のNexus Oneと2025年3月のGoogle Pixel 9aの比は76倍ほど。 年率32.2%ほどとやや伸びが悪い。 理由の1つは、GoogleのTensor G4が、Cortex-X4コアを搭載しつつも、最大クロックは3.1GHz留まりと、あまり伸びていないことで、その主な理由はSamsung 4LPPを利用しているためと思われる。 競合のApple A18 BionicのEverest Coreが最大4GHzで動作していることを考えると、これが性能の伸びをやや抑えている要因と考えられる。
モバイルプロセッサは処理性能に全振りすればいいというものでもないので、高速化の観点で比較するとこんなものかな、という気がする。 それに、Google の Tensor は性能的にあまり評判よくないしね。
歴代の最高スペックのゲーミングスマホに搭載された SoC (CPU) で比較すれば、もう少しわかりやすい数字が見れるのかもしれない。
今月いっぱいはキャンペーンか何かやってる店舗が多いはず…!
Xperia がバテちゃうのは完全に NG!🫠