DIGA はチューナーのトリプル化というメジャーアップデートがあった直後なので,今回は地味なマイナーアップデート程度だろうと思ってたのだけれど,新モデルも割としっかりしたアップデートだった。
ちなみに前モデルの DMR-BZT800-K は半年前の 2/11 に設置してから毎日使ってるが,とても快適。
正直,今回の USB HDD 録画対応は微妙。
私のように HX モードの録画画質でまったく不満がない場合,内蔵 HDD を使い切ることがまずあり得ないので,外付け HDD の出番はなさげ。
高画質 / 高音質にこだわってプレミアム DIGA を買う層なら再圧縮しない DR モードをメインで使うと考えられ,そうするとサイズがでかいので外付け HDD の出番もありそうだが,プレミアム DIGA に搭載される厳選された HDD に比べると USB HDD の品質なんてボロボロだから,高画質 / 高音質にこだわるユーザーが USB HDD をつなぐなんて思えない。
……って,USB HDD も高品質な製品が存在するのか。
「アイ・オー,“ブルーレイ DIGA”対応 USB-HDD を発表 − AV 録画用途に特化したモデル」によると,
特徴は、AV録画用途に特化した点。振動を抑えた騒音の少ないドライブであることに加え、長時間加速エージングによる高基準の品質検査に合格したハードディスクのみを厳選して採用。
すべてのハードディスクにおいて全データ領域の品質検査を実施しており、録画失敗のリスクを大きく低減するという。
こういう製品があるなら,USB HDD 録画対応も意味があるかな?
ま,何が言いたかったのかというと,USB HDD 録画が不要なら,前モデルが安くなるのを狙えばオトクだよと。
内蔵 HDD の容量も USB HDD 録画対応に合わせて減らされたようだし。
前モデルで BZT900 が 3T バイト,BZT800 が 2T バイト,BZT700 が 1T バイト,それ以外が 500G バイトだったのに対し,新モデルは BZT9000 が 3T バイト,BZT910 が 2T バイト,BZT810 が 1T バイト,それ以外が 500G バイトである。