きのうの「RAID を過信してはいけない」の記事に書かれていた,
RAIDを構成しているハードディスクの1台にエラーが出ていても、交換しない方も結構多いみたいです。
という部分を読んで,そういえばファイルサーバの RAID の状態確認なんて久しくやってないなと気づいてしまっつ
tiger# mdadm --detail /dev/mapper/tiger_data-data_1
/dev/mapper/tiger_data-data_1:
Version : 00.90
Creation Time : Sun Jan 11 17:17:19 2009
Raid Level : raid1
Array Size : 976756736 (931.51 GiB 1000.20 GB)
Used Dev Size : 976759872 (931.51 GiB 1000.20 GB)
Raid Devices : 2
Total Devices : 2
Preferred Minor : 0
Persistence : Superblock is persistent
Update Time : Fri Aug 6 20:53:06 2010
State : clean
Active Devices : 2
Working Devices : 2
Failed Devices : 0
Spare Devices : 0
UUID : ecc21341:a61f3f54:05aa1075:7607001b
Events : 0.136
Number Major Minor RaidDevice State
0 8 21 0 active sync /dev/sdb5
1 8 37 1 active sync /dev/sdc5
tiger#
とりあえず RAID 的には壊れてなさそう。
ログファイルや dmesg コマンドの結果からも,特に異常は見られない。
もちろん,論理的に壊れてないかどうかはファイルシステムをチェックしてみないとわからないし,物理的に壊れてないかどうかはディスク全体をスキャンしてみないとわからない。
ついでにルートパーティションを・・・
tiger# mdadm --detail /dev/mapper/tiger-root
mdadm: /dev/mapper/tiger-root does not appear to be an md device
tiger#
あれっ,RAID 組んでなかった
ちなみにウチのバックアップ体制は,メイン PC (Windows) は定期的にファイルサーバへのバックアップを実行。
基本的に差分バックアップだけれども大きくなりすぎた場合だけ新たにフルバックアップっていう感じなので (Windows 7 の標準機能任せ),一応世代管理は出来ていて,ファイルシステムの論理故障とかにもこれで対応可能。
ファイルサーバ (Linux) のほうは,ソフトウェア RAID1 により HDD を二重化。
ハードウェア RAID にも対応してるものの,ハードウェア RAID を構築してしまうと,故障時に最悪の場合まったく同じハードウェアを調達しないと元通り読み出せないかもしれないので,敷居の低そうなソフトウェア RAID を採用。
そして,ファイルサーバ内の重要なファイルは定期的にアーカイブしてバックアップ。
さらに,ファイルサーバ内のバックアップファイルは,定期的に外付けの USB HDD にミラーリング。
ここまですべて無人で自動実行。
別に RAID 組まなくてもイイんじゃないかっていうくらい,徹底的にバックアップするようにしてある。
備えあれば嬉しいな。
花火も見れたし、今年はもう出かけなくてOKだ!!