WinVista 32bit Windows 管理外のメモリを RAM ディスクとして使える Gavotte Ramdisk
今週値上がりしたにもかかわらず,この土日だけで売り切れるくらいメモリの需要を一気に増やした原因のひとつと思われる Gavotte Ramdisk を,きのう試してみた。 その結果がこれ:
106 :名無し~3.EXE [sage] :2008/05/10(土) 13:26:53 ID:HhczKFpc
【導入driver】Gavotte_RAMdisk__v.1.0.4096.4_25.01.2008.zip
【Memory】UMAX 2GB×2
【M/B】P5K-E / P35+ICH9R / BIOS 1012
【OS】vista x86 SP1
【boot.ini】デフォルト
【認識】OS認識3326MB + RAMDrive設置767MB
【S3/S4】スリープ=×(画面が消えるだけ)
【備考】スリープ試行時イベントログに「デバイス ROOT\SAMPLE\0000 のドライバ \Driver\RRamdisk によって、電源の切り替えが中止されました。」
メモリを 4G バイト積んでても 32bit Windows は 3.25G バイト程度しか認識しないので (技術的にはもっと認識可能で,単に Microsoft の戦略なんだけどね),余ったメモリを活用できて良さげだと思ったんだが,Windows Vista の醍醐味のひとつであるハイブリッドスリープが本領を発揮できないんじゃ嬉しくない。 基本的に 3 秒くらいで復帰できて,万が一主電源が切れてしまったとしても休止状態と同等の時間で復帰できる「ハイブリッドスリープ」,家では便利に使いまくりなんだよねー。 これのために Windows Vista に移行したといっても過言じゃない。 やっぱり PC は道具なんだから,使わないときは省電力で眠っててくれて,使いたいときにサクッと起動してくれなきゃ。
いっぽう,休止状態への移行はなぜか拒否られずに成功する。 しかし Windows 管理外のメモリの内容は保存されないので,復帰後の RAM ディスクの内容は保証されない。 私が試したときには,実験用のファイルを格納した RAM ディスクのフォルダをエクスプローラで表示したままだったせいか,復帰後 Windows 全体が不安定になってしまい,強制リセットを余儀なくされることとなってしまった。
そんなこんなで,Gavotte Ramdisk は結局使ってない。 DDR2 のメインメモリ 768M バイトが未使用なことに加え,DDR3 のビデオメモリ 512M バイトも普段は 95% 以上未使用なんだが,これらのメモリが役に立つことは当分なさそうだ。
Removable ディスクにするのが鍵でしょうか。