9 時ごろ起床して行動開始。
降りしきる雨の中,まずは眼科へ。
¶ 眼科受診
「比較的新しいからあまり混んでないと思いますよ」と紹介された最寄りの眼科へ。
なるほど,助手さんが見た目だけでなくホントに新米な感じ。
いま使ってるメガネの度数を調べるとき,プリズムが入ってることに気づかないんだもんね。
「たぶん 3 度と 7 度くらい入ってると思うんですが」と指摘したら再計測。
機械で 4 度までしか測れないらしく,あとは机上計算で,私のあやふやな記憶通り 3 度と 7 度という値がはじき出されたもよう。
実際の斜視の角度を調べるとき,ピンクの白衣を着た丸顔の助手さんが正面で目の高さにペンを持って「この先を見ていてくださいね」と言ったあとプリズムの角度を少しずつ変えながら私の右目・左目を交互に隠して視点がずれないかどうか真剣に目を見つめてくる姿に萌え。
簡易型の装置で測定した眼圧がやや高めだったらしく,「身内に緑内障の方はいませんか?」とか聞かれてちとビビったが,きちんと測定し直したら正常値の範囲内だったと言われ安心。
結局,助手さんのお勉強の時間込みで 1 時間以上かかった。
メガネが完成したらもう一度調べに来いとのこと。
¶ メガネ屋
イイ眼科を紹介してくれたメガネ屋ではなく,連休中に行ったメガネ屋へ。
フレームはほぼ決まってたので,改めて説明を受けたあと,サクッと確定。
話題はレンズへと移る。
プラスチックレンズはガラスレンズの倍くらいの金額なので,ガラスレンズをチョイス。
ちなみにプラスチックレンズでも今は 1.7 くらいまで圧縮できるようだ。
1.5 が標準で,少しずつ薄くしていくにつれ 1.6,1.7,1.8,1.9 となる。
処方箋の数値を当てはめてもらったら,一番分厚い部分が 1.6 の場合で 5.3mm,1.7 (球面) の場合で 4.6mm,1.7 (非球面) の場合で 4.1mm,1.8 の場合で 4.0mm,1.9 の場合で 3.8mm。
1.8 と大差ない 1.9 は除外する。
値段は,1.6 < 1.7 (球面) ≪ 1.7 (非球面) ≒ 1.8。
非球面のほうが自然に見える。
重量は,1.6 < 1.7 < 1.8。
屈折率を変えるためにガラスに混ぜる鉄分の量が多くなるせいで,薄くなると重くなるんだとか。
ここまでの条件から,1.7 (非球面) で一度決まりかけるも,プリズムを入れたら薄いほうはどれくらいになるのか,割れる心配はないのか,と聞いてみたところ,ごそごそ資料を持ってきて,「……このレンズはプリズム 5 度までしかダメですねえ」と。
他のメーカーのレンズもいろいろ調べてもらうが,どこも 3〜5 度が限界。
特注扱いで作れるかどうか,数ヶ所に電話して確認してもらう。
いま使ってるメガネはたしかニコンのレンズだったと思うが,いまは 7 度は無理とのこと。
最終的に HOYA だけが球面なら OK との返事をくれた。
となると,選択肢は球面のみで 1.6,1.7,1.8。
最初に選ぼうとした 1.7 (非球面) と値段が大差ない 1.8 を注文することにする。
プリズムが 1 枚あたり 2,000 円なので両方合わせて 4,000 円,さらに 5 度を超えるほうに特注料金 2,000 円がかかり,追加料金だけで 6,000 円也。
これにフレーム代 2,900 円とレンズ代が加わり,割り引いて,合計約 38,000 円。
思ってたほど高くはないけど安くもない。
メーカーに問い合わせてもらったり,あれこれ質問攻めにしたりしたので,1 時間半くらいかかった。
特注ということで出来上がりまで普通の倍の日数かかるもよう。
一応予定は 6 月 10 日。